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第2回:「比較・検討するメリットは何?」 情報ソースのアレコレ その2

time 2007/11/23

“1番知りたい情報“がない理由

私は住宅業界に二十数年いますが、この業界は他と比べて特殊で分かりにくいところです。常識が通用しない部分も多々あり、「クレーム産業」と呼ばれることさえあります。

第一の原因は、価格単価に対する統一基準がないからです。業者によって値段もバラバラなので比較が難しく、「家を建てよう」と思った方が、数千万円のお金を持って一人立ち向かって行くには、余りにも厳しい世界と言わざるを得ません。依頼者と業者の間にズレが生じるのには、こうした業界の事情があるのです。二つ目に、テレビなどでよく扱われている「欠陥住宅」の問題。しかもこれは氷山の一角に過ぎず、騙しのような手口や手抜き工事が堂々と行なわれている実態があります。

お客さまの中に、「住宅業界で評判の良い会社が知りたい」「優秀な設計事務所の一覧はないのか」と尋ねる方が多いのも、手近なノウハウ本やポータルサイトには、何故かそういう情報が載っていないからでしょう。

確かに、「あなたの街の人気ハウスメーカーベスト3」という記事は見たことがありません。これは、うっかり特定の企業や商品の特集を組もうものなら、宣伝媒体の高額な広告費用や待遇をめぐって揉め事が起こるので、“紹介”はしても“格付けをしない”ことが業界の暗黙のルールになっているためです。

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